まけまけいっぱいの愛を

力の限りに、“無意味・無作為に一生懸命な様子”を書き綴っていきます。 好きな言葉は、「どんぶり勘定、くんずほぐれつ、十把ひとからげ」です。

ソーシャルメディアについて。

SNSが10代の時に無くて本当に良かったとほんとに思います。

気にせず活用してるようでも、なーんかふとした時に誰かの発言などが煩わしい時ありますよね。例えようとしても、例が多岐に渡りすぎますが、要はネット上での村社会が形成されるわけですから摩擦の一つや二つは致し方無いことではあります。

ソーシャルネットワークは新しい情報を仕入れるにはいいだろうけど、どこまでいこうが、あくまで"娯楽の一つ"だということは忘れたくないです。SNS疲れという言葉が世に出て久しいですが、やっぱり元々ヒトには備わっていない社会である上に大多数の利用者(ざっくり言うと昭和生まれの我々)は子供の頃には無かった文化なのだから、あっちこっちでリテラシーの歪みが起こっても当然ちゃあ当然なのかもしれません。

仕事や人間関係が絡んでくるから解りづらくなってますが、酒や煙草と一緒で嗜好品の一つだと思います。スナックをかじるような感覚でやればいいのではないでしょうか。

新しい情報を入れるために、とも書きましたけど、検索エンジンを使ったり位置情報を提供することによって、我々は自ら探すことなく自動的にあらゆる企業から、様々な商品やサービスが差し出されます。そうして望む望ますに関わらず、情報の方からどんどん我々の手中に飛び込んで来る時代なのですから、そういった意味では、もうSNSで情報を得る時代でもなくなってきています。加速度的に世の中は変容していくものですね。


無作為な情報を仕入れるために画面をスクロールしているのってTVをザッピングして、CMを見続けている感覚に近いかも知れない。

僕は、映像としてCMを見るのが昔から好きなんですが、翻ってSNSのそれは、極めて恣意的な思想や文章を、何の検閲も審査も通らずに発信するものだから、正直言って、見るに堪えないものが多いです。自分に関係無いのに胸が"ウッ"となって気分が悪くなるような。
攻撃的な投稿とそれに参同の意思を持って称賛し、追従する人達。平和主義者の僕は空恐ろしくなってしまいます。

ところで、Pinterestってものをこの前知りました。ネットで拾った画像と、画像にひも付いたURLを収集するアプリです。Instagramと違って、ブックマークを画像でやってる感じが近いです。

と、書き出しといて、僕まだやってないんですが。僕は、今、パソコンを所有してないのですが、インターネット環境があった時はブックマークの量が半端じゃなかったです。「後で見よう」「何かで使えないかな」そういうので収集されたウェブページで溢れていました。

記憶術じゃないんですけど、やっぱり文字だけで覚えるよりも、イラストや写真といった、絵の情報も併せて覚える方が記憶に定着するじゃないですか。

Pintesestは、ボードに画像をピンで貼っていく感じなんですが、ざっと目を通した時に、画像で一覧するとなんとなく、全体を把握出来るんじゃないでしょうか。アプリなので、情報を基に、新たなURLをコンピュータに提示させる、他人のボードで見つけた画像を持ってくる、気に入った人やボードをフォローする、ということも出来るようです。

実際使ってみて、他のソーシャルメディアとどどこがどう違うのか確かめてみたいです。疲れず使えればいいのですけど。

ネットの海には多種多様なツールが溢れていて、怖い面と楽しい面があって本当に海のようです。こんなに機械音痴な僕ですらそんな風に感じるのですから、船出をしたまま現実世界へ帰ってこれてない人、どれくらいいるんでしょう?

中国には精華大学に合格したあと、ソーシャルゲームにはまって学校に行けなくなり退学処分になった後、今度は北京大学に合格し、またもやソーシャルゲームにはまって学校に行けなくなり退学処分になった人がいたと聞きます。

くわばらくわばら……。

繰り返しになりますが、あくまで娯楽としての範疇で付き合いたいものです。