まけまけいっぱいの愛を

力の限りに、“無意味・無作為に一生懸命な様子”を書き綴っていきます。 好きな言葉は、「どんぶり勘定、くんずほぐれつ、十把ひとからげ」です。

いちねんまえのきょう。

2015年2月
リハを終えて0時半くらいだったでしょうか。

大阪、寺田町のローソンには僕の大好きな『白濁り』を売っていたので、買いに出掛けました。大きな作りの寿司屋がある交差点で、標準語のオニイサンが「すいません!東大阪ってどっちですか?!」とサラリーマンに問うていました。大阪の方は分かると思うのですが、寺田町から東大阪ってかなりの距離です。夜中です。歩きです。

オニイサン、目的地へ辿り着けたのかなあ。途中で、タクシーに乗らなかったことを後悔してやしなかっただろうか。

まあそんな訳で白濁りを買ったのですが、夏目漱石の千円札を持ってたのでそれで支払いました。
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若い店員がレジ対応してくれたのですが、僕と千円をためつすがめつ見比べながら業務を進めていました。野口英世の千円札しか見たことがないんでしょうね。

夏目漱石が二畳の部屋に友人と2人で暮らしてたことがある、というのを最近読みました。教養を深めるのは1畳あれば充分ということでしょうか。

大学時代にメゾネットタイプの綺麗な一戸建てを友人とハウスシェアしていた僕はなんと贅沢な生活をしていたのだろうと思いますが、富田林の一戸建てを払う一人分の家賃と、都内の、風呂なし木造四畳半アパートの家賃がさして変わらないというのですから、地価って一体どういう指標で定められるものなんでしょうか。